闘わなければ、人類は終わる…
人類界の能力者が、魔界の戦士と戦って、世界を救うとかいう小学生が考えそうなテーマをがちでやってる映画。
それを浅野忠信、真田信之などハリウッド俳優を使って、無理やりカッコよくしてます!美味しい調味料入れたら、具材は適当チョイスでも全然イケる!てか寧ろ、こういう振り切ってるやつの方が面白かったりする!
何がやばいってまず、ものすごい展開が駆け足かつ、物分かりのいい主人公!なんの疑問も抱かず、命令されるがままストーリーを進める優等生です。そしてその優等生には自ずと仲間もついてきて、なんだかんだで修行します。
修行までの流れも打ち切り決まった漫画並みのペースやし、修行の動機もないし、挙句大した修行したように見えなかったけど覚醒。うん。なんかもうカッコいいしいいや!
魔界の敵さんも筋肉将軍から、口裂け女、グリーヴァス将軍とやりたい放題、CG使い放題。
仲間もサイボーグやら、頭キャプテンアメリカ、火の玉坊やとかこっちもやりたい放題。このゴチャゴチャ感が、個人的には堪らんかったけど☺️
あれよあれよと進んでいって最後は無理矢理1体1の戦い!?どう考えてもおかしいけど、本来アクション映画はこうでなくっちゃと思った。
真田信之がかっこよければそれでいい、日本人が興奮すればそれでいい。続編は厳しいかもしれませんが、全然普通に楽しかった。
2021年劇場観賞31作目