カメラがぶんぶん振り回されて落ち着かなかったり、時間軸があっちこっちいったり、禁じ手っぽいストーリーだったりするけれど、そんなことどうでもいいと思えるくらいド派手な映像で楽しめた。
お金をじゃぶじゃぶ使って世界各国のロケ、飛行機、車、バイクのアクション、ゴージャスなダンスシーン、もうしばらくこういう贅沢な映画は観られないのではないかと思うと余計にありがたみが増す。
無謀なシーンもリティクならあり得るのでは⁉︎と思わせる存在感。タイガーのアクションも相変わらず美しい。
これだけお金をかけているのにいまいちストーリーに深みがなかったのが残念だが、エンターテイメントと割り切ればかなり楽しめる。
ヒューマントラスト渋谷のodessaの音響システムは臨場感あふれる音響が左右からも響き、お腹にズンとくる重低音もあり、アクション映画に最適だった(スクリーンがそれほど大きくないのは仕方ない)