ノラネコの呑んで観るシネマ

スペース・プレイヤーズのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)
4.0
面白かった。
一応マイケル・ジョーダン版の続編設定。
NBAのトップスターがカートゥーンキャラとバスケの試合するのは共通だが、ヴィランは間抜けな宇宙人から、ドン・チードル演じる承認欲求の塊みたいなヴァーチャル世界のAIになり、物語的には別モノだ。
典型的なお祭り映画でリアリティラインなんて無い様なもの。
いろいろ緩いんだけど、星一徹みたいに厳格な熱血バスケオヤジのレブロン・ジェームズと、本当はゲームの開発者になりたいのに、無理やりバスケをやらされている息子との確執が軸となる。
オヤジは息子を救うため、息子はオヤジを越えるため、ヴァーチャル世界でゲームルールの何でもありバスケで闘う。
派手なクライマックスと、親離れ子離れの儀式が重なってゆく仕組みで、なかなかよく出来てる。
また四半世紀後くらいに、新しいのが作られるんだろうな。
「バスケの神がいるぞ!」からの流れに笑った。