マーベル×カンフー＆中国ファンタジー。
MCU初のアジア系ヒーロー爆誕。
今回は誕生譚ということで、父と家族を巡るドラマが主軸。
前半のカンフーアクションは素直に楽しい。
思ったよりがっつり肉弾戦を観せてくれて「これマーベル映画か！？」と驚く。
後半はうってかわって中国ファンタジー展開。
切り替えが激しくてついていけなくなりそうだった。
とはいえ、シャン・チーの覚醒かめはめ波は燃える。
カンフーもファンタジーも、最新技術を駆使した映像で見どころ十分だし、父子・家族のドラマも熱くて盛り上がったし、中盤以外は楽しく観たんですが、
「あれ？MCUでやらなくてもよくない？」と思ってしまうのでした。
（ところどころ回想が入るけど、中盤はそれが多めで中弛みに感じて眠くなってしまった）
そして、MCUじゃなくても魅力的な映画かと問われたら少し悩むかも。
自分は『ブラックパンサー』でも同じこと感じたんだよなぁ。
アジア版ブラックパンサーという評価もあるみたいですが、その点は同意ですね。
