抹茶マラカス

青葉家のテーブルの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)
3.4
美大予備校の夏期講習に通うために青葉家に短期下宿にきた主人公。彼女と青葉家の同居人たち、そして彼女の母を通して現状肯定していこうというか、これから先までゆっくり歩いて行った果てでやっとこう認められるよねって感じの優しさのある物語。
とはいえ、ブルーピリオドのように残酷すぎる才能の世界でもある。表現者としての矜持を示しつつ、結果ダメだった人の話が無いとゆるふわ幸せ空間で終わっちゃうかなっていう印象。ただでさえ入り口がおしゃれ北欧家具と美味しそうな料理で漂白されてるので。