Punisher田中

ソー:ラブ&サンダーのPunisher田中のレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
4.0
サノスを無事にアベンジャーズとして倒し、宇宙に平和を齎したソーは心機一転、体型をシェイプアップし、筋肉もあの頃に戻し、またあの頃の身体で宇宙を旅しながら戦っていた。
そんなソーのもとに、各地の神が殺されているという情報が入る。
更に見知った顔の神も殺され、次の標的はアスガルドだということだった。
すぐさま地球にある新しいアスガルドに駆け付けたソーだったが、まさかの思いがけない出会いがソーを待ち受けていた!

待ってましたァァァァァア!!
拗れに拗れまくったMCUを救えるのは、お前しかいない!
MCUで今唯一安心して見られるシリーズの一つ、マイティ・ソーの続編がやっとこさ来たぞ!!!
とにかくかなりにっこりしたし、内容も抱腹絶倒必死の面白さ!!
9割がギャグ!!1割がラブ!!
俺を誰だと思っていやがる!!
これこそが本当のマイティソー!!
MCUはもうユニバース広げるのを辞めて、こんな感じで以降はやってくれ...と言わざるを得ない内容!
ヴァンダムのオマージュに、やたらうるさいヤギには腹抱えて笑ったし、可愛い可愛い武器達のご主人様バトルロワイアル。
そして月世界旅行やイレイザーヘッド感のある場面も!
久々に映画でめちゃくちゃ元気を貰えた...

やっぱり単独作で多作品との繋がりを沢山作るのは辞めて、キャラクターと周辺のキャラクターにもっと密着して欲しいと今作では改めて思えたな。
僕達に今1番必要なのはサプライズでも何でもなく、キャラクター達の魅力だ!
ジャンプの主人公ばりに前傾姿勢なソーと仲間達、ヒーローというよりは冒険譚でまさしくソーらしい作品だったと思う。
次回作もありそうだし、ずっとこの路線で暴れまくって欲しい所。