ふみ

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのふみのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

※MCUは問答無用で5点つけますすいません。あとレッチリ流れたので+2点つけたい。

前王への追悼、そして新王の葛藤と覚悟。

退屈に思えたシーン全く無かったです。ずっと重く苦しいけど、全て意味のあるシーンで、一人一人のキャラクターの深堀が丁寧にされていたように思えます。

キルモンガーの再登場は形だけでなく、自然で意味のある物になってたのが流石だなと思いましたし、リリの登場もその手があったかと思いましたし、その他蛇足で水をさすようなカメオも無かったので本当に「ブラックパンサー」でした。

ネイモア達が攻めてくる描写はサメ映画さながらディザスターのようで、「アクアマン」と対称的に怖いという印象でした。でも彼らは100%悪ではなく、ただただ隠れて生きていたい、国を守りたいという意志で動いていて、共感できるヴィランであるネイモアのアンチヒーロー感はとても魅力的でした。

文字通り空を翔けるネイモアのチート感は良かったです。もうちょっと海中無双シーンが見たかったかな。


アクションシーンやガジェットは特に目新しいのが無くて残念でした。タロカンの描写も綺麗でしたけど正直想像の範囲内でした。


今後ワカンダとタロカンは世界から孤立してヴィランとなってしまうのか、楽しみです。



新作公開の度に配属先ガチャが首都圏でなかったことを腹正しく思うのですが、今回は特に思いました。夜のシーンやタロカンをドルビーシネマで見たかった、、、
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