このレビューはネタバレを含みます
ワカンダの逆襲までは、登場人物それぞれの想いがよく描かれてて、かつそれがぶつかり合って、敵の言ってることもわかるし、ワカンダの立場もわかるし、シュリの気持ちもわかるし、エンバクマジかっこいいし、すごく良いどん詰まりを作ってて、逆襲前の最高の場を作ってた。「これマジでどう解決すればいいの！？」的な。
で特別変わった解決策もないまま予定調和で終わっちゃった...。
代替案があるのかと言われればないんだけど、場の整え方が超よかっただけにちょっともったいないなぁ。
あとすでにアイアンマンがあるからだけど、ミッドナイトエンジェルもアイアンマンもどきも、ちょっと真新しさにはかけたかなぁ。せめて色々ギミックで魅せるとかさぁ...。
ブラックパンサーの1のアクションが良すぎたなぁ。陸だし。
海中心だと映えんし。だったら水中の新しい戦い方見つけて欲しかったなぁ。
白人植民者君のレッチリ入りは、映画始まった感あってちょいアガった。個人的にもう見せ場が欲しかったー。結局アメちゃん動き0だし。
倉庫からのアイアンマンもどき、車、バイクのカーチェイスも音楽とのマッチがバキバキでアガった。アイアンマンもどきに関してはここでもう少し最終決戦のための伏線(高高度で空気薄とか？)が欲しいとこではあった。
ウンジャダカの投げかけはものすごくいい色を与えてた。
と、まぁ好き勝手言ってるが、多分この作品は、真新しいMCU作品を求めるものではなく、作中でも丁寧に描かれていたように、ティ・チャラ王とチャドウィック・ボーズマンに捧げるものとして捉えるべき作品なんだろう。
やっぱり王の存在は偉大だった。
ワカンダフォーエバー！！！
