甲斐性なしのくせに性欲だけは強いという、男のダメなところを凝縮した様な濱田岳の売れない脚本家と、めっちゃこわい水川あさみの恐妻の話。
面白かったけど、やっぱ結婚はしたくないと思ってしまった。
主人公夫婦が、根っこの部分で愛し合ってるのは分かるけど、二人は一緒にいない方が幸せなんじゃないかなあ。
通い婚みたいに、普段は離れていた方が心落ち着きそう。
ああ、でもそうすると結局「劇場」みたいになっちゃうのか。
なんかいつも夫婦喧嘩見せられてる子供がかわいそうで、笑えるけど笑い切れない複雑な気分。
赤の他人が家族になるのは、誠に難しいことなり。
濱田岳のキャラクターが妙にリアルで、やっぱ音楽と演劇と映画やってる奴には、世の娘さんは近づかない方がいいよ。
愛妻から恐妻になっちゃうから！
