クリーム

ダーリンのクリームのレビュー・感想・評価

ダーリン(2019年製作の映画)
3.4
可哀想なホラー·サスペンス。続編と言う事を知らずに観たのてすが、理解出来る内容なので、前作を知らなくても観れました。ジャック·ケッチャムの小説を映画化した「襲撃者の夜」「ザ·ウーマン」の第3弾で、現代に生きる人喰族を描いた作品らしいです。人喰はほんのちょっと。まあまあかな。

病院の救急入口の前で、ホームレスの様な2人の女が現れ、少女に見える方の女が救急車に跳ねられ、院内に運ばれます。Darlinの文字の腕輪をしていた為、ダーリンと呼ばれ、推定16歳位の少女は、その後教会に預けられます。言葉は話さず、野生児の様なダーリンを司教は、教会で更正させ金儲けを狙います。



ネタバレ↓



ダーリンは、冒頭の女と生活していた時に、遭難し負傷で動けない男を救い、彼と交わり妊娠した。その男を冒頭の女が刺し殺し、ダーリンは男の死体を食べ、その事を後ろめたく思っていた。赤ん坊を産みに病院へ行ったが教会へ送られました。
ジェニファーや生徒達のお陰で言葉を覚え、神の教えを学びます。
彼女には、ペグという姉妹がいて出産で母子共死んでしまった。知識のないダーリンは、この赤ん坊を悪魔と思い、その悪魔を出すと自分も死ぬと思い怯えていました。
司教は、そんな彼女を悪魔を取り除くと言い裸にさせると妊娠に気付き驚きます。教会ではこの司教が少女達に性的虐待をしていました。
冒頭の女は、警官の首を喰いちぎり、肉を食べ、死体をゴミ箱に入れ銃を奪い立ち去ります。ダーリンを探しに病院に侵入し、医師を殺し、ダーリンを担当した看護士に教会まで案内させます。車が事故で横転し女は、森の中の女ホームレスの集団と行動を共にします。女は新聞でダーリンの事を知り、ホームレスのリーダーは、教会が女の子供を奪ったと勘違いし、皆で教会へ向かいます。
ダーリンの取材に来た記者達が集まる中、漂白剤を飲み苦しむダーリンは、女の子を出産します。女ホームレス達が乱入し、女は司祭を殺します。ダーリンは、彼女に生まれた赤ん坊を渡し、そのまま女は連れ去って行きました。

3部作の最後を観たので、理解が足りないかも知れないけど、驚く展開も無かったです。ダーリンの記憶を頼りに彼女の経験が描かれるので、何が起きたのかは解り、それなりに観賞しましたが、あまり記憶に残る作品では無かったです。
調べたら、前2作の方がヤバいらしい。やっぱり、気になるのでその内、観ようと思う。
クリーム

クリーム