カーズWSA

リサと悪魔のカーズWSAのレビュー・感想・評価

リサと悪魔(1973年製作の映画)
4.0
刑事コジャックでブロフェルドなテリー・サヴァラスがそのうるさい顔を巧みに使って俺を惑わす。
これおもしろーい。わけがわかりません。

タイトルとジャケがともに印象的で、マリオバーヴァを観るなら次はコレ、と決めてました。
ちょっと前に観た007のパクリ『キッスは殺しのサイン』で殺し屋コンビだったエルケソマーとシルヴァコシナが揃って出てるのもグッド。

シルヴァコシナのダンナに対するドラテクはちょっと笑った。そんなにやる。

効果的に出てくるマネキンがいい感じ。
とにかくイチイチ素敵な画。冒頭の街並みから洋館からひとつひとつの画が綺麗で見応えアリ。そして美しいエルケソマーが常に映ってるので言うことナシ。

冒頭、オルゴールの音色に誘われてエルケソマーがフラフラと、どこに行くのかな〜、なんて思ってるともう既にハマってる。僕も悪魔にハマってました。

テリーサヴァラスがうまい具合いに絡んでくる前半。こいつなんなん?要所要所でニヤケ顔を披露し、いつの間にか全体を俯瞰してるかのようになってて手の平の上感。

『007は二度死ぬ』でドナルドプレザンスがうまく演じたブロフェルドが、次の『女王陛下の007』で小物に見えてしまうのはテリーサヴァラスのせいだと勝手に思ってますがこの映画の彼は素晴らしい。

カードを裏返すと登場人物が出てくるシャレたオープニング、観てるときはエルケソマーとシルヴァコシナを待っちゃうのは当然なんですが、考えてみるとこの映画、最初から最後までテリーサヴァラスに支配されてるんですか。

これ書く前はエルケソマーとシルヴァコシナがいかに美しいかをたくさん書こうと思ってたのに、テリーサヴァラスのことばっかり。

エルケソマーのマネキン作ってもらって部屋に飾っときたい。急ごしらえはやめてね。
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