前半は興味深かったけど、ラストはそうなるんか……ってやや拍子抜け。
偶然発見された、小瓶に閉じ込められていた願いを叶える魔神と、彼と出会った学者の女性の話。
なんでこの小瓶に閉じ込められていたのか、どうして願いを叶えたいのか、魔神の事情がたっぷり語られ、昔話のビジュアルは見応えたっぷり。
後半からは二人の物語に移り変わり、愛を称える話は美しいものの……。
あんまり見ないタイプの映画で、個性的だとは思う。
淡々とした語りでずっとリズムが変わらないから物足りなく感じたのかな。
話の変化にあわせてもっとメリハリがあれば良かったのかも。