ユーモアと優しさ入りのドキュメンタリー風宇宙探索ロードムービーフロム中国。
廃刊寸前の「宇宙探索」編集部のタン先生が編集部員を連れて、怪現象の起きたところへ向かい、なにかを受信する青年と出会って宇宙人に会いに行くというトンデモ話だけど、小道具やカメラワークが良くて面白い出来。
タン先生が一生懸命なのには理由があって、どうしても知りたいことがある。
だけど宇宙人に会うなんて基本荒唐無稽な話として受け止めるもんだし、廃刊寸前の編集部にはお金もないし。いつまでも旅してらんないし。
旅は頓挫しそうになるんだけど……。
最後はドキュメンタリーから外れた映像になっていくけど、もしかしたらキノコで観た幻覚なのかもしれないね(笑)。
ロバのシーンとか、キティの加湿器とか味わい深い。最終的にはとても優しい気持ちに。
タイトルが気になっただけなんだけど、観て良かったな。面白かった。
