「あなたはなぜクリエイティブなのですか?」と質問すると、
①そんなくだらないことを聞くな(知らん)、と答える
②熱弁する
③とんちの効いた返答をする
だいたいこの3つに分かれるような気がしました。
意識的か無意識的かはさておき、いずれの返答も創造力について常日頃から考えていないと出てこない返答です。クリエイティブではない人は「え?」とか「うーん」とか言って、これといった返答ができないのではないでしょうか。
どなたかが言ってましたが、クリエイティビティは誰にでもあるとのことです。そのクリエイティビティを刺激するいい映画だと思います。前半はわざわざ映画にする必要はないように思えましたが、わりとストーリー的な流れを汲んだ編集で、鑑賞後に何かしらの「クリエイティビティ」を感じさせる作品になっていました。
余談ですが、山本耀司以外の日本人は、良い意味で極めて日本人的だと思いました。逆に、山本耀司は感性が日本的ではないんですよね。理由はわかりませんが、それに感銘を受けました。