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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのliamのレビュー・感想・評価

3.4

監督は「ブレス しあわせの呼吸」のアンディ・サーキス。出演は「カポネ」のトム・ハーディ、「ケイト」のウディ・ハレルソン、「秘密への招待状」のミシェル・ウィリアムズ、「ブラック アンド ブルー」のナオミ・ハリスなど。

地球外生命体のシンビオートは、ジャーナリストのエディ(トム・ハーディ)に寄生したものの、食欲を制限されてストレスを溜め込んでいた。そんな折、未解決事件を追うエディは、刑務所に収監中の死刑囚クレタス・キャサディ(ウディ・ハレルソン)と再会する。猟奇殺人を繰り返し、死刑執行が迫るクレタスは突然エディの腕にかみつき、彼の血液が普通の人間とは違うことに気づく。

予想通りヴェノムが可愛くになっていて笑った。絶対そういう扱いになるだろうなと思っていたのでやはりそうなるよな。笑
しかもそれだけではなく、ちゃんとエディをサポートしているのは面白かった。というかエディよりもよっぽど賢い。笑

またヴェノムが可愛くなった結果、前作よりもコメディ要素が強くなっている。エディとヴェノムの掛け合いで、タッグムービー感がかなりでている。
お互いに喧嘩しながらも、大事な存在だと認識し合うところは続編っぽい展開だった。

前作はストーリーが雑で評価できなかったが、そういった所はあまり変わっていない印象。

後今作は悪役の魅力が薄い印象。特にキャサディは本当に登場させる必要あったのかなという感じ。キャサディとシュリークの関係性も全然深堀できていなくてかなり中途半端。
そういった悪役の魅力が上手く引き出せていないのが、この作品の良くないところだと思う。

とはいえ前述した通り、2人の掛け合いは観ていて面白いので一見の価値はあると思う。

ヴェノムが可愛い映画。
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