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Redes(原題)
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『Redes(原題)』に投稿された感想・評価

"Redes"は日本語で『波』です。舞台はメキシコの漁村。メキシコ革命で疲弊したメキシコから立ち上がった芸術運動の一貫でその後のメキシコ映画の黄金時代を築いたきっかけになった作品なのだそうです。

写真家であり映画にも携わったポール・ストランドが共作で撮影監督。オーストリア出身アメリカ人のフレッド・ジンネマンが監督に起用され、現地メキシコ人でエミリオ・ゴメス・ムリエルが共同監督として起用される国際チームによる作品です。そして、映画撮影にあまり経験がなかった三人にとって映画で生きていくきっかけを作った作品でもあります。予算は1万5000ドルという超低予算。悪徳の網元以外はすべて素人の役者。しかし、そこがいい味を出してます。ポール・ストランドの狙いはドキュメンタリー風のフィクションで、"docu-fiction"と呼んでいたそうです。

同梱の解説書にもあるとおり、静的なストランドと動的なジンネマンの確執がポジティブに作用してますね。

この映画のテーマはイタリアのネオリアリズモと共通する「パルチザン闘争、労働者の要求、市民の暴動」です。この作品の公開が1936年、イタリアでネオリアリズモがはじまったのが1940年代なので10年くらい先駆けていますね。

まあ、三人の映画人を生み出した作品で、メキシコの映画黄金期のきっかけを作った歴史的意義は誰しも認めるところだと思います。では、いま観て面白いか?うーん、微妙ですね。お勉強として観るには良いですが、エンターテイメントとしてはすでに賞味期限が切れています。
傑作。ジンネマンがフラハティの弟子である影響がモロに出ているが、編集はフラハティよりむしろエイゼンシュテイン。ドキュメンタリーと劇の狭間をいくタッチのバランス感が良い。

網を引く漁師たちのショットの合間に水中の魚のショットを入れるのが気持ちが良い。ショットの狭間に異物的なショットを入れる。これ、凄く良いですよ。

ショット終わりに鎌にパンする事で、後の修羅場展開を予見させたり、ジンネマンめちゃくちゃ上手いじゃないですか。って感じ。舐めてました…
K

Kの感想・評価

3.5
過去鑑賞