このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
グッときたところとモヤモヤしたところ、両方あります。
トータルでは好きな作品です。
①気になったところ
・空ちゃん
時折「演技だなあ・・・」と感じることがありました。
周りの大人たちの演技が自然な分、気になってしまうことがありました。
・お葬式でのスピーチ
内容にはジーンと来るものがありました。
ただ、説明的にも感じました。
・法廷描写
妙に煽る弁護士。
証言台に近づく弁護士。
盛り上げるための演出かと思いますが、乗れなかったです。
・おばあちゃん
礼名さんのお母さんが登場しましたが、描写にモヤモヤしました。
終盤で悪役的な立ち回りをして、あっさり退場。
最初から出てこない方が好みです。
おばあちゃんは抜きにして、育児に行き詰まった礼名さんが渚さんたちに連絡をするという流れの方が良かったです。
おばあちゃんに育児を任せるのは訴訟の戦略として分かりますが、結局は和解で終わっていますし。
渚さんと同じように、礼名さんも実家を全く頼れないという設定の方が私は飲み込みやすかったです。
②良かったところ
・渚さん
正直なところ、かなり自分勝手に感じました。
ただ、優しいところもあって憎めませんでした。
絶妙なバランスでした。
・礼名さん
松本若菜さんの演技が印象的でした。
心に余裕のない様子が観ていて苦しかったです。
・終わり方
絵本とつながるのも良かったですが、特にグッときたのが自転車です。
子供の成長の早さにジーンときました。
礼名さんと迅さんの距離感も良かったです。
③まとめ
乗りきれないところがありました。
ただ、好きな作品です。
観て良かったです🙇♂️