このレビューはネタバレを含みます
オープニングの字幕は目が追い付かず異常に疲れたけどウルトラマン登場までの展開は面白かった。
中盤の外星人?と日本政府との駆け引きは文明に差があり過ぎで現実世界の風刺として見るのは厳しかった。
光の星やゾフィーがスタートレックの惑星連合のような知的生命体の保護を最優先とする正義の存在かと思ってたら実はラスボスだったというオチは裏切られたような気がして個人的には残念。
ウルトラマンを孤高のヒーローとして際立たせるためとはいえ、もっと他の展開は考えられなかったもんだろうか?
最後のゾフィーとの問答もよく分からなかったが、ここはまた観てセリフを噛み砕いてみたい。
一番燃えたのが旧作の劇伴とともに出現したウルトラマンが偽ウルトラマンと戦うシーンだったのに自分の限界を感じたw
追記
あとシン・ゴジラを4DXで観ると石川さとみの良い香りが漂ってくるという都市伝説があったけど、それを逆手に取ったようなセクハラネタがあって、それがあまりに長くてくどく感じました。
あと、ラスト近くゼットンによる地球殲滅を悟った首相始め市井の人々が抵抗を諦めて何も見えない振りして日常を送るところでアダム・マッケイ監督の『ドント・ルックアップ』を想起した。
『巨神兵東京に現わる』や『シン・ゴジラ』にも怪異をスマホで撮るのに夢中になる人々が出てきたけど如何にも日本人ぽいなと思った。