すげえざっくり言うと色んな方向性で“フェチズム映画”って感じだったな。
ウルトラオタクの二次創作感はあったけどCGすぎて「あれ？特撮やりたいんじゃなかったっけ」となったし、ウルトラマンが人間を好きになっちゃうってのは良かったんだが「“ウルトラマンが好きになる人間”の質が悪すぎるだろ」となっちゃったよね。
以下、他の人のレビュー読んでて「わかる……！」となったとこだけメモ。
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庵野監督がゴジラよりウルトラシリーズに愛着があることで、好きな物をギュッと詰めた感じ。(中略)全部が全部彼の目が届いていないせいで、「シンゴジラ風にリアルな人類とウルトラマンの関係の新たな物語」がやりたいのか「空想劇として怪獣宇宙人とのガンガンバトル」がやりたいのか「初代ウルトラマンのリメイク」がやりたいのか中途半端でした。
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せやな、って感じ。
個人的に好きなシーンは、メフィラスのブランコ漕ぎと、あかりんの「裸体なのか着衣なのかすら分からない……」という台詞。さすがに笑った。長澤まさみの巨大化場面のヤジ盗撮とか香りの記憶で追跡するとか、無性別な宇宙人ならでは感なんだよなぁとは思うが単なるノイズというより他にやり方あっただろ…とは思う。この作品は宇宙人向けではなく、地球人向けなんだし。
