ぶちょおファンク

1917 命をかけた伝令のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3.5 中盤★2.5 終盤★2.5

良い点
◯超有名俳優が主演ではないので
“名もなき英雄”の作風に合っていた。
◯全編ワンカット風に撮っているので滑らかに緊張感が持続する面白さ。

残念な点
●『フォレスト・ガンプ』かよ!ってシーン。。。

☆総評
自分が“戦争”ものを好んで観ない理由として、
たとえるなら“肉食獣と草食獣”みたいなもんで、
“どちらかの立場で印象が変わる”ということ。
肉食獣が主人公で草食獣を捕らえられず飢え死にすれば肉食獣は可哀想、逆もまた然り。

今作はイギリス軍(連合軍)を主人公にドイツ軍は敵として描かれていますが、
基本的にどちらがどうとかではなく
“戦争”の虚しさはちゃんと伝わってくると評価できる。
しかしそこまで琴線に触れる物語でもなく、
それをワンカット風な映像で誤魔化してるように思え
そこまでの高評価とまでは至らず。

自分はてっきり“独りになり陥落した橋を渡ろうとすると銃撃…”シーンにて
スコが建物に入りドアを開けると撃たれ階段を転げ落ち気絶したものの無事でしたが
本当はそこで亡くなり死の間際での空想かとも考えていた。。。(だからガンプみたいに弾に当たらない…)

最後のテロップで実話かと勘違いしたけど、
単に祖父から戦争時の状況を聞いたメンデス監督がそこから着想を得て膨らました物語らしい。

2020年261本目