火星

1917 命をかけた伝令の火星のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.7
戦争映画って、話題になってても観るとあまり感動しなくて、いつも見た後はモヤモヤっとして、何が良かったんだろう?って思うんだけど、この映画はちょっと違った。多分、全編ワンカットに見える映像のせいかもしれない。

全編ワンカット(厳密に言えばカットされてるんだろうけど)ということは、失敗が許されないってことで、このタイミングでこれがここに来る、というのを計算して撮影しないといけない。それを思うとものすごい綿密な計画を立てて撮影されたんだろうなと思う。
て言うことは、予告編でもあったけど、飛行機が墜落してくる場面も計算して撮影したのか?それともCGなのか?また、カメラマンたちは俳優と同時に走りながら撮影したってことは、同時に音声も走ったってことか?狭い防空壕の中を撮影した時、カメラマンが引っかかって転んだりしたらそこでおしまいってことか。なんか映像見てるといろんなことを想像させられる。

最後に、主演のジョージマッケイはずっと走りっぱなしで疲れただろうなと思うと同時に、彼は大泉洋に似てるなと思ったらそのようにしか見えなくなるので、ご注意ください。
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