火星

マッドマックス:フュリオサの火星のレビュー・感想・評価

4.7
オーストラリアでは、5月23日に公開なので、アニャちゃんもクリスヘムズワースも好きなので、公開日に見て来ちゃいました。

もう、なんかすごかった。お腹いっぱい。っていう感じ。
舞台が砂漠地帯で、なんの近代的な建物もない映像ばかり見てると、その広大さと果てしなさ、そして絶望感は果てしない。
もう、砂漠の道を突っ走る映像、そこに攻撃してくるやつらの映像、映画館に響く轟音、なんかもう、異次元って感じで、胸がいっぱいになってしまった。
壮大で広大な世界を見ていると、最初からずっと、目が離せなくて、2時間以上、全然飽きるとか中だるみとかなくて、めちゃくちゃ惹きつけられた。

最初、フュリオサの幼少期の物語から始まるのだが、その子が、年齢が上がると思われる映像では、少しずつ顔が変わっていって、だんだんアニャ・テイラーちゃんの顔に似てきたな、と思ったら、サッとある場面から、フュリオサはアニャ・テイラーちゃんに変わっていた。そのへんの自然さがすごいなと思った。

クリス・ヘムズワースは、アベンジャーズのソー役でたくさん見ていて、好きだったけど、果たしてこの映画では、ソーの雰囲気が残っているのか、やっぱり彼はソーの雰囲気が取れないのか、と思って見てみたら、完全に違う雰囲気で、完全に悪役に染まっていて、この映画の中の彼は、見た目も演技もソーの彼ではなかった。彼は素晴らしい役者さんだと思った。

それからフュリオサの幼少期のころの女の子役の子、大事な役柄なのに、とても上手に演技していて、顔もかわいいし、初めて見たけど誰だろう?将来素敵な役者さんになりそうだと思った。

アニャ・テイラーちゃんが好きなので、見れてよかったけど、可愛すぎて、迫力が半減していたのがちょっと残念。
フュリオサの、復讐心に燃える目がアップになった映像が多くて、でも目が大きくて可愛いから、その怒りが伝わってこなかった。とにかく可愛かった

マッドマックスの過去作品を見てなかったけど、この映画だけでも理解できるので、問題なかった。
こんな映画作れるのは本当にすごいとしか言えない。オーストラリアの砂漠で、大人数の役者さんと、大型トラックと爆発と攻撃と、そして迫力あるカメラワーク、もう本当にお腹いっぱいになりました。役者さんも良かったけど、世界観がすごい。ジョージ・ミラー監督のすごさが感じられる映画。
これ、評価もいいし、歴史に残る名作になると思います。
でも、この映画、大画面、大音響で見るべきだった!と後悔しています。
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