きなこ

1917 命をかけた伝令のきなこのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.2
スウィングキッズからの。
戦争モノ2つ見たらまあ疲れるのですが。
すごいもの見た!っていう心地よい疲れでした。
戦争嫌だって思い続けた一日でした。
画面の中に戦死者の方がものすごくたくさん映る。戦争という枠組みの中に入れられて、重いはずの命がうっかりすると軽く見えてしまうような感覚に恐怖を覚えました。
敵も味方もみんな人間で、家族がいて、その人の人生のドラマがあるのにな。そんなことを忘れてしまいそうになるほどの容赦のなさでした。

ずっと肩に力入れて観てました。
ワンカット風が話題の本作ですが、これ撮るのって、どのくらい時間かかるものなんだろう。当たり前ながら、相当計算されたカメラワークなんだろうなあ。つなぎ目探しちゃったりして。
IMAXで観れて良かったです。ダンケルクもIMAXで観たら良かったなって時々思う。。。

道中出会う人達とのちょっとした交流に時々ほっとしつつ切なかった。

コリンファース、マークストロングに、ベネディクトカンバーバッチ。ちょろっとずつですが、好きな英国俳優さんたくさんいました。
あのお兄ちゃんどこかで見たぞ、と思ったらシンデレラの王子様か。

オスカーにてこれを凌いだパラサイトってすごいんだな、と改めて。
勇気が出なくて観ていないプライベートライアンを、やっぱりいつかは観たいな。

2020-14
きなこ

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