戦争映画は苦手で、あまり観ることもなかったのですが撮影技法に惹かれて鑑賞しました。
正直ワンカット(風)で作品を撮ることが良い事なのかと言われるとどちらでもないと思っていて、話題性の為だとばかり思っていたのですがワンカットで観れることによって没入感がすごく序盤中盤の境目も分からないことから鑑賞時間が気にならない。
作品への感情移入がすごかったです。
音響の迫力もすごくできるだけ大きい劇場でと思って観たのですが、妥協しないででかいスクリーンで観れたことはとてもよかった。
孤独感がひしひし伝わってきて所々心が折れそうになる。
何気ない会話が戦争の悲惨さを物語っているもののそれすらも会話があることに安心してしまう。
ネタバレになってしまうので観賞後の物語への感想はなかなかここには書けないけれど、とにかく観て良かった。
すごい映画を観てしまったなと思います。