大傑作の部類では。
<あらすじを一言で>
「母をたずねて三千里」Lv.MAX。
一度見たら焼き付いて離れない映画。ただ、もう一度見たいとは思えない映画でもあります。
『異端の鳥』を端的に表現すると、人間の残酷な一面を余すことなく切り取って額縁に飾った様な作品です。前情報0で、時代背景も何も知らずに観賞。最初のうちは何が何だか分からなかったですが、徐々に作品の方向性が理解出来るようになると途端に飲み込まれました。
周りと違う、人種が異なる、ただそれだけの理由で何と悲惨な運命に晒されることか。子供の無垢な目線を通して降りかかる災難全てを体験出来るという所が何よりも魅力的です✨