🐴自ら退役した大佐は自然豊かな山岳で3人の息子と暮らしていた。三男のサミュエルが大学へ出てからスザンナという婚約者を連れて帰るも、その後WWⅠによりサミュエルは戦死する。残されたスザンナは次男のトリスタンと惹かれ合うが、長男のアルフレッドもスザンナに想いを寄せていた🍺
これマジで良かった… これはほんとにベスト映画に入れておいてもいいくらい自分の好みにハマってた。 入れちゃお
1人の女性を巡る3兄弟の物語。 父を含む家族が皆兄弟や父へのリスペクトというか、ある一線を引いてたからこそ漂うなんとも言えない感情がヒリヒリします。 その中心に振り回されるスザンナの葛藤やそれこそ果てしなく続くトリスタンへの思いも痛々しくまである。
物語のキーを握る、もはや登場人物の大半を振り回すトリスタンの生き様は、ブラピの顔や佇まいだからこそ納得できます。 原住民とも分け隔てなく生き彼らからも愛され、頑固な父に最も愛されて、、と多種多様な人々からの目線を奪う秘密はやっぱり誰にも左右されず、なんの先入観も持たず自分の決めた道1本で生きていくその背中が彼にしか作れなかったからだろう。
前半は背景の大自然に焦点が合ってしまうが、後半は割と展開が大きくなり、目が離せなくなってくるにしたがって我々の心をえぐってくるような落とし方が結構あります。
見終わって、なんとも言えない感情のまま｢はーーーーーーー。。。｣みたいにあっけらかんとしてしまうほど壮大で、いい2時間の体験でした。
ブラピ関連で知った映画だけど、ブラピ出演作の中でも一番好きかも。 まあトップ映画入りするくらいだしなあ…
