辛すぎる映画だった、、、、
誰も本当は悪役になりたいわけじゃないし、現実生きてても完全悪になる方が本当は難しいはずなのに、私はわたしの視点でしか生きられないからどうしても誰かの1つの側面でいろんなものを計りたくなってて、それがまるで現実みたいに目に据えられて、意識に植え付けられていくのを感じてる。
自分がありたい姿をただ選んでいたいだけなのに、誰かと生きること、共に歩むことを考えると、場所や時間を選ばなくちゃいけなくて、選ぶ過程で溢してしまうものはもうどうしようもなかったりする。本当はそうじゃない、相手を責めたいわけじゃない。相手を憎みたいわけでも、勝ちたいわけでも本当はない。でも、欲しいもの全てを手に入れることはできないから、何かを失わないと生きられなかったりする。
自分が自分であることをいつの時も望んでやまないけど、そもそも自分がなんなのかわからなくなる時もあったりして、何がしたいのか、何に対して苦しいのか、どうしてこんなに怖いのか、何もかも分からなくても、それでも生きるしかない。失う辛さからは逃げられないし、失いながら生きるしかない。
生きるのは残酷で、死ぬのは悲しい。
どこもかしこも、本当は辛いのかもしれない。なんて、ね、おもったり。
