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ホモ・サピエンスの涙のpicaruのレビュー・感想・評価

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)
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『ホモ・サピエンスの涙』

妖しげな雰囲気にそそられて初日に鑑賞。
スウェーデン映画。
初めてのロイ・アンダーソン監督作品。

彩度低めの映像。
こだわり抜かれたワンシーンワンカットの連続。
不思議な映像詩が人間を浮き彫りにする。

観念の映画。
そこにどんな色・光・物語を見出すのか。
観客次第だ。

ワインとともに味わいたくなる、ここにしかない映像体験。
鑑賞後しばらく経っても映画に酔っているみたい。

悲劇には余白を。
喜劇には儚さを。
不完全で未完成なホモ・サピエンス。
あなたはこの世界を俯瞰して観る?
それとも下から覗いて観る?
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