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ハニーボーイのまるのレビュー・感想・評価

ハニーボーイ(2019年製作の映画)
2.8
タイトルロゴかわいい。ノアジュプくんだ!と行ってみた。ロケットマンを思い出した。そしてルーカスヘッジズはある少年の告白の印象が強すぎて、施設に入れられて苦悩している姿が重なった。どっちの映画も車から手を出して風に手をさらすシーンがあり、印象に残っている。
終始どちらがハニーボーイなのかわからないというか、完全に金銭的にも精神的にも、父はオーティスに負っていて、普通の父と子と立場が逆。最後ににわとりに導かれ父と夢の中で和解するような場面は、完全に父が子におんぶされていて、自分が父にされたかった愛ある行為を自分が父にしてやり、今度映画をとるんだよと伝える。
父が唯一教えてくれたのが痛みだった、という言葉が強く印象に残っている。
エンドロール最後のガラスを踏むような音とにわとりの鳴き声がするあの曲がとてもよかった。
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