ゆんぶりっく

サタニックパニックのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

サタニックパニック(2019年製作の映画)
3.2
ダッサイ自作曲をYouTubeにあげたりなどする主人公(処女)が、デリバリーピザのバイトで訪れた、とある豪邸。
その中で行われるのは悪魔降臨の儀式!
しかも儀式には処女の生贄が必要だってんで運悪く狙われることになる主人公…
というコメディホラー。
コメディとは言えしっかりグロ要素はあります。

設定自体はよくある

悪趣味金持ち
  VS
雑草魂貧困層

な構図。
それプラス“処女”というファイナルガール要素も持ち合わせている主人公となれば負ける気がしませんな。
「魔術」と言えば何しても許されんだろの精神で突拍子もない展開が続く上に、悪魔崇拝者連中はポンコツばかりなもんでポップな仕上がりです。
お気軽な感じで人が死んでいく映画が見たいならおすすめ。

しかし、個人的にはコメディとグロのバランス感があまり好みではありませんでした。
景気の良いグロじゃないと言うか、ギリギリ気持ち悪いが勝つなと感じてしまいましたね。

後半に関しては
「どこで逆転するのかなぁ」
と思いながら見ていると
「おやおや!?ここからどうする…!?」
と言うところまで話が進んでいくので期待値以上のカタルシスが見れるかと期待していたら…
いや〜地味!!
風呂敷のたたみ方は突拍子もないくせに
絵的には地味…!!

せめてカルト集団のリーダーくらいはまともな殺し方せんかい!!
そんな終わりでした。
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