いかすみ

私のちいさなお葬式のいかすみのネタバレレビュー・内容・結末

私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます


これは笑える映画なのか…?

自分もある程度年取ったら終活して
諸々整えてポジティブに終わりを迎えたいと思ってたけど、実際にそれをしてる人とその周りの人を見てたらずっと辛かったんだけど…。

余命宣告されて人に迷惑かけないように終活を始めても、自分の思った通りに終わらせるのって難しいよね。
一度は冷凍されたのに生き返った鯉見てても同じことを感じた。

鯉は一度は冷凍されたけど生き返ってまた池に戻るっていうポジティブな意味での生命力とか、
余命宣告されても自分の思い通りにはならないネガティブな意味での生命力とか、
そして母と息子の冷え切ってしまった関係が溶けていく様子とか、いろんな意味を持っている気がした。

原題も「解凍された鯉」らしい。
まぁそのタイトルだったら見なかった気がする。(笑)

ロシア映画初鑑賞?だから、
家とかお店とか見てるだけで楽しかった。
おっきい落ち葉拾いながら帰ってるの素敵だった。
いかすみ

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