さとし

ラスト・クリスマスのさとしのレビュー・感想・評価

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)
3.5
「ゲーム オブ スローンズ」の龍使いのお姉さんことエミリア クラークと「クレイジー リッチ」のイケメン俳優ことトニー ゴールでイングがラブコメで共演!ということで早速見てみました。

私はこのジャンルは嫌いではありません。なんせ「ホーム アローン」「ダイハード」と共に「ラブ アクチュアリー」を毎年クリスマスに見る習慣があるのでこの手の物にはよくお世話になっています。

とても心地よく映画をもいたかったんですが、隣のシアターでMX4D作品を上映していて思わず”あれこれって「ラスト クリスマス」のMX4D版だったかな・・・”みたいなことを思いながら見てました。なかなか大人向けのいい映画だなと気持ちよう3分の2が経過してさあ、いよいよクライマックスという時にこのオチは・・・ないですね。もう奈落の底に落とされた気分になりました。でも、よく考えるとワムのラスト クリスマスの歌詞そのままでした。なので監督の意図はわかります。

エミリア クラークのキャラはとにかくブリジット ジョーンズのと「素晴らしき日」のミシェル ファイファーの役がクロスオーバーしたような感じです。彼女自身もファイファーの若い頃に似ていますね。面影があるというかなんというか・・・。歌声がチャーミングでしたね。演技面は悪くなかったです。トニー ゴーリでイングがてっきりニートキャラでボランテイアというのはひょっとしたら嘘なんじゃないかと、疑惑を持ってしまいました。ごめんなさい。そういう方向へ持っていきませんでした。

ただし、ミシェル ヨーもかよかったんですが、彼女でないといけないという理由はわかりません。あと結局ケイトの親がロシア移民だという設定が謎でした。どうしてああいう方向へ持っていったのかがわかりません。そして、あのオチは理解に苦しみますし、現実味がありません。

まあ、でも楽しめましたよ。同性の人に勧めるかというとお勧めできませんが、女性とかにはいいかもしれません。
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