このレビューはネタバレを含みます
やっと地元にきた作品。
最初の坂井真紀演ずる娘のお話を観ていたら、私自身あまり仲が良くなかったガンで亡くした母の最期を思い出した。
あのように苦しみ、あのような呼吸をしていた。
んー観なきゃ良かったかな…と一瞬思った反面、私ならあそこまで甲斐甲斐しい世話は絶対出来ない、とも。
いま健在の父がああなっても。
柄本佑なので観たが、あの先生のモデルが奥田瑛二で、義理の親子で共演されており、作品での間柄もとても微笑ましい。
宇崎竜童も、とても味のある役柄。
変な言い方だが、死に行くお芝居が素晴らしく涙が出た。
大谷直子との掛け合いも素敵だった。
今さらだけどホントに上手い。
柄本佑で選んで正解だった。