Netflix映画とはいえ、エディ・マーフィの久々の復活作である。
実在するコメディアンであり歌手や俳優もこなしたルディ・レイ・ムーアの伝記映画。
エディの年齢も考えて晩年の出来事なので違和感はない。
1970年代の黒人全盛期の映画をけん引する立場になるムーア。
資金難を乗り越えて、カーアクションやカンフーを取り入れた「ドールマイト」の完成に漕ぎつける。
マシンガントークを見せるスタンダップ時代に加えて、コメディアンとしての悲哀を見せるエディ・マーフィがとにかくハマっている。
スナイプスも役者兼監督として出てくるが、ボヤキと愚痴ばかりなのが笑える。