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街の上でのliamのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
3.7

監督は「his」の今泉力哉。出演は「あの頃。」の若葉竜也、「花束みたいな恋をした」の穂志もえか、古川琴音、萩原みのりなど。

下北沢の古着屋に勤務している荒川青(若葉竜也)は浮気されて振られた恋人を忘れることができなかった。ときどきライブに行ったりなじみの飲み屋に行ったり、ほとんど一人で行動している彼の生活は下北沢界隈で事足りていた。ある日、美大に通う女性監督から自主映画に出演しないかと誘われる。

主人公が下北沢で緩く暮らしている姿が映し出されている。この作品と同じで、変に力を入れずにダラっと観るべき作品だと思う。

映画、酒、音楽、服など様々なカルチャーが根付く下北沢での生活が映し出されている。

シュールな笑いが一定のタイミングが入ってきてかなり面白い。
観ているこっちがちょっと恥ずかしくなるようなシーンもあってそこも面白い。

最後の色々な事象がごっちゃになる様は笑ってしまった。そして終わり方も凄い良かった。

若葉竜也のとても演技とは思えない素の感じが非常に良い。主人公の青がピッタリ合っていた。

緩いコメディ映画。
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