レニー・ハーリン
最高のネタを提供してくれる監督。
「ディープ・プルー」
「ダイ・ハード2」
「クリフハンガー」
「カットスロート・アイランド」
友人との映画談義でも結構な頻度で話題に上がる監督です。
この作品、前から観たかったんだけどようやくTSUTAYAでDVDをレンタル。
やっぱりレニー・ハーリン作品オモロいんよ。
今回もネタの宝庫w
今作を一言で言うなら「香港版ダイ・ハード」
クリスマス・イブの夜、病院を襲撃してきた武装集団に当直医師が立ち向かうお話。
ほんとびっくりするくらいまんまダイ・ハードノリw
膨大な金をかけてそうなアクションシーンや派手な演出も多いし、テンポも良いし、普通に面白いんだなこれが。
大真面目にアクション映画作ってるからこそ「演出面の面白ポイント探し」にワクワク。
かなりデカそうな病院なのに死体安置所に何回行くんだよとか、銃の弾めちゃくちゃ多くないか？とか、お医者さんが凄腕格闘家レベルだったりとかもう終始ツッコミ笑いながら観れちゃう。
死体を利用した「死体アクション」は不謹慎ながら扱いの雑さに笑える。
でも俺的1番の見どころはキャッチコピーにもある
「ラスト5分 生死のギャンブル」
ですよ。
行き当たりばったりすぎてギャンブルにもなってないw
女の子がなかなか面白い時間稼ぎはしてくれるんだけど、とても上手く行く気がしないし、なんじゃこりゃ感がたまらなくツボに入った。
ただただビル爆破やりたかったんだろうな。
脇役は容赦なくやられていくのにメイン2人はスルーなのも良い。
演出はかなり笑えるけど、キャスト陣の演技は素晴らしかったです。
レニー・ハーリン好きは是非。
