知識不足を感じていたので先にパンフレットを読みましたが大正解。日本人の大多数は原典に馴染みがない…上に原典から改変されてるところもあるようなので、ある程度調べてからの鑑賞がおすすめ。鑑賞後に改めてパンフレットを読み直し、ある意味「二次創作」なのかも？という感想を抱きました。それだけで楽しめる人もいるけど、知ってた方がより良いというか。
旅に出かけるまでが結構長くて眠気に襲われたりもしましたが、町を出たあとはわくわくしながら観れました！身包みを剥がされ、不思議な試練に出くわし、奇妙な館で歓待される…陰鬱で幻想的な世界観、ツボにハマる人はかなりハマるはず。目的地に辿り着いてからの展開は鳥肌もの…ここからの展開を見るためにこれまでのお話はあったのだ…。
おぞましくも美しい寓話でした。
