キングスマン直系の作品はゴールデン・サークルでもファースト・エージェントでもない、これでしょ！！？？
人生で一番繰り返し観たキングスマン、あの感じをもう一度、と長年待った…そう監督、私こういうのが観たかったんです！！！！
私は本作を「夢女子版キングスマン」と呼びたい…いい意味で！
だってキングスマンの腐女子が好きそうな要素抜いて夢要素足した感じだけどベースのノリはおんなじ「オタクの好きなやつ」だから…。
脚本も楽しくて事実が明らかになるたびにめっちゃ驚いて興奮してました。あとエリーがすごく好きになれたのでずっとわくわくできた気がします。あとサム・ロックウェルにエスコートされるのは最高of最高でしょ？？カヴィルさんはハンサムだけど見てるだけで良くて、エスコートされるならサム・ロックウェル、わかる〜。
ツッコミどころは数えきれないほどあるし、けどそれはキングスマンでもそうだったしむしろ好きなところなんですよね…。元々本格スパイ映画じゃない。シリアススパイ映画として真逆の位置にいた007が一旦完結して少し立ち位置がぐらついた感じはあるけど、こういうひたすらエンタメのスパイ映画は変わらずにあって欲しい。
一つだけダメ出し的なことを言うなら、見せ場のアクションが全部ちょっとずつ長いところ！！ここが全部「もうちょっと観たい！」程度にカットされていれば評価三割り増しくらいになっていた気がして悔しい。監督の「ここを見ろ〜！！こういうのが好きだ〜！！」が溢れ出てるのも嫌いじゃないんですけど、もうちょい、我慢して！！
あと猫たくさん出てくる割にあんまり扱いが良くないので、私は別に猫好きじゃないですが猫好きが怒りそうでドキドキして集中できない部分はありました。あっ二つダメ出ししてしまった。
帰り道ウキウキで帰りました。私は大好き。評判今ひとつだからって見ないのもったいないです。自分の目で観て決めて！！
