U-NEXTで鑑賞。
A24制作でA24はいつも独特の雰囲気を醸し出しますが、この映画は自分にはあまりフィットしませんでした。
今から何十年先か分かりませんが、AIを登載した人型ロボットやクローンが、人間と共に生活するようになるという設定。
自動車も自動運転で、話すのもAIと会話する。
家族構成はいろんな国籍が混じっていて複雑で、ヤンがミカに何故中国の事を教えたがるのかも今ひとつ不明でした。ヤンが中国製のアンドロイドだったからか?
仮にミカが養女として、違う国の文化を教えるアンドロイドに娘の教育を任せるだろうか?
人は子供の頃から親切に世話してくれる人型ロボットを愛するようになり、そのロボットがいなくなると、家族がいなくなったようなそういう感覚に陥いる。ペットへの感情に近いかもしれません。それを人間の思い上がりだとも表現されています。
確かに最近のAIでは、自分に合った自分専用のAIの存在といった、この映画に近い事も語られており、まんざら夢物語では無くなってきている。
しかし、プライベート含めて起きた事がずっと記録として、情報として残され続けるのもどうかと思うし、また実際に起こりそうで怖い。記録を辿る映像は綺麗でしたが、美しいという感覚ではなかった。
面白かったのは4人でダンス対決するところぐらいかな。