けんくり

月影の下でのけんくりのレビュー・感想・評価

月影の下で(2019年製作の映画)
3.5
ジム・ミックル×ボイド・ホルブルックという、それぞれ好きな監督・俳優の組み合わせだったので、期待していた作品。

SFミステリーとしての輪郭がまだ掴めない冒頭がハイライトだったなぁ…。何かが起こりそうな胸騒ぎがする夜の雰囲気が最高だし、謎の連続殺人と妻の出産が同時並行に進んでいく緊張感も堪らなかった。

が、割とこうした作品を見慣れている人であれば、かなり先が読める。本当に予想通りの展開だったので、後半にかけて肩透かし感が強くなってしまった…。

『セブン』×『プリデスティネーション』みたいな雰囲気だけはとにかくいいので、Netflixの4K画質で観るとそれなりに楽しめます。