カトリック信者は減少しているし、
イメージアップしたいんだね。
その気持ち伝わったよ!
※**
カメラワークが好きじゃない。。。。。
手ブレが本当に鬱陶しい。。。
この手ブレとデジタルカメラの「リアル」な映像で
神のような存在である教皇の2人に人間味を与えてる
ってことなんだろうけど。
あざとくて臭い。
ズームも強烈で
『カメラを止めるな!』のカメラ助手の子が撮影したギャグシーンみたい。。
この撮影のせいで名優2人の演技が軽く見えちゃう。
***
なんとなくベネディクトは保守派で
フランシスコは進歩派。
くらいの知識しかなかったです。
『スポットライト 世紀のスクープ』で
カトリック司祭が子供の性的虐待を繰り返していて
バチカンがそれを隠してきたことは描かれていたけど
他にもいろんなことやってボロボロだったわけね。
最悪。なんなの。
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フランシスコ自身も独裁政権にすり寄った過去があり、
この映画での山場がその話です。
そして、
ベネディクトも大きな罪をフランシスコに告白する。
罪を犯した2人の教皇が
お互い罪を告白して
「あなたの罪を許します」っつって。。
許し合う。
マジなんなの。。
なんでこの2人に罪を許す権限があるの?
***
しかも、
実際はベネディクトとフランシスコは2012年に会ってないんですよ。。
フランシスコとベネディクトが会って話したのは
フランシスコが教皇になった後、とのこと。
てことは
この映画のほとんどのシーンは創作ということになる。
あれらのエピソードは実際にはなかった。
手ブレやらズームやらで必死にリアル感だそうとしたり
何十回も実際のニュース映像を挿入して「実話感」を出すの必死だったのは、
これが理由か。。。。
プロパガンダは成功している模様。。