2人のローマ教皇の作品情報・感想・評価・動画配信

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「2人のローマ教皇」に投稿された感想・評価

最近のNetflix映画を観ていて、
いわゆる映画!を観ているような気にはならないけど
とてもピュアなものを観ている気になる
ドキュメンタリーみたいな印象を受けたり

どうも作品としての壁が高いようなものではなくて
作家性よりもテーマに寄り添った映画
こういうのがきっとNetflix映画の醍醐味
企画がしっかりしているということなのかもしれない

この映画をみて

国によって時代の持つ印象って違うんだなと
当たり前のことのはずなのに初めて気づいた気がする
わたしにとって現代は戦後から始まっているけど
こんなに大変な時代が70年代のアルゼンチンにはあったのだ

そして今も同じように
違う国の人たちはいまの時代を感じているのだな

わたしは知り合いの、とてもお世話になった神父さまの人生を重ねてしまった
この時代に神父であること
それは信仰が神話から始まるような古いものだから、未開の時代に強かったものを今も伝統だけで引き継いでいるから、
ということでは決してなく、
必ず昔にも、今にも、同じように世界のどこかではとてもとても辛いことが起こっている

震災後に福島出身の人たちが才能を発揮したように
時代によって求められて役割を与えられるという人はいるもの

今のこの時代にフランシスコが求められてなったことの不思議さに
教義以上の神様の不思議さを感じる
キリスト教の中にも
しっかりと不思議さが残り続け
神父さまひとりひとりの人生の中に
不思議な「お呼ばれ」があること
とても大切にしたいことだとおもう

時代は関係ないよね

全教皇のちょっとしたKYさが面白かったな
ドイツ人いじり

この人もまたひとつの役割を負っていた人であったのだと
そして全教皇の告白もまた大変ヘビーでした
この人の寂しさもなかなかこたえてきます
地位の高いおじいさんあるあるというか
それでいてピュアなものを感じる
最終的にはなんとなく
この人の方をまた考えてしまいそうなキャラクターでした
アンソニーホプキンス
しかし似てたな、、、、、

こうして教皇が生前に辞めるというのもまた
大きな時代の転換期なんでしょう

日本では天皇が。ね。

時代、というものを感じた映画でした。


そしてまた
不思議な友情というのも
素敵な映画のテーマです

少し遠い、自分とは寄り添わないような人
それくらいから感じ合う友情は
たしかにあるよね

全く違う思想を持つ人が同じ立場を受け継ぐこと
それもお互いに認め合いながら

大変面白いテーマだったと思います

神はわたしから離れていたのではなく
行動しろと言ってたいた
ふーむ、、

それぞれの人生
ターニングポイント
ありえたかもしれないこと
映画でした


いま我々はこの教皇を権威としてではなく1人の人間としてとても感じているのでしょうね
在位してすぐにこんなに映画が作られるんだから
ロングリブ


無関心のグローバル化
他人の痛みに鈍感であること
本当に世界的な問題
時代にとって正しい教皇が就任されたとおもう
みなで応援しましょうよ📣
ぽより

ぽよりの感想・評価

4.2
ふたりのおじいちゃんがとにかく愛らしい。心がほっこりあたたかに。そして無性にピザ食べたくなる。
みーる

みーるの感想・評価

4.0
神は信じていないけど2人の教皇の人と人の対話の内容は物凄く理解できたし、心にくるものがあった。
そしてジョナサン・プライスとアンソニー・ホプキンスはまるで本人。途中からドキュメンタリーを観ている感覚になった。
世界が良くなると良いな。
Southwark

Southwarkの感想・評価

4.3
サブスクに対してはかなり懐疑的やったけど、こんなおもろい作品作ってもらえるんやったらこれからもNetflixに貢ぎ続けよ😂

アイリッシュマンに続いてジジイのブロマンス的な会話劇に今回も号泣させられた😂

冒頭の、ダンシングクイーンと共に集まってくる司教様達にめちゃくちゃ萌えた笑

最近イギリス英語勉強してるから、ジョナサンプライスとアンソニーホプキンスからイギリス英語勉強したかったけど多言語すぎた笑

エンドロールはサッカー好きにとったらたまらん。

今年入ってマリッジストーリージョジョラビットパラサイトって観たけどこれが断トツ😂

はよギリアムのドンキホーテでジョナサンプライスに会いに行かないと😂
kodomopan

kodomopanの感想・評価

4.1
想像以上に良かった。
過去の罪と人々に対する責任感を背負う2人が、語り合う中で心を通わせていく。
2人にしか分からない世界。

2人の演技がもう素晴らしすぎて。。泣
独特のカメラワークも音楽も凄く良かった。

最後は号泣でした〜
リタ

リタの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「赦し」について、この映画見たあとすごく考えた。

前教皇のしたことは赦されていいのか?
ぼかした演出にすら腹立っちゃうほど
おぞましく罪深いことしたと思うんだよ。

暴力の放置は加勢と一緒だよ

教皇も人間だし完璧じゃないのは分かるし…
「神の声が聞こえなくなった」というのも
後悔の表れだとも思うけど…
神はあなたの罪を赦します、とは、私なら言えない。

でも神様は赦してくれると新教皇は言った。
神様は途方もなく寛大だ。

こんな感じでなんでもかんでも赦してて
カトリックの人達は模範的人間を目指せるのかね?
悪いことしても悔い改めればセーフ!って
悪事重ねていきそうじゃん。
なんかそんな映画あったな。
償いが告解で済むんなら楽なもんだ。

とかって怒りは尽きず湧いてくる。



おじいさん2人が会話してるだけなのに
すごい面白い映画だった。
カメラワークがドキュメンタリータッチで
本物を覗き見ている気分。

アンソニーホプキンスは魅力的な悪役が上手いけど
この役もそんな感じだった。
嫉妬心も権威への執着も剥き出しなのがいい。
顔も邪悪。オリジナルほどじゃないけど。。

ピザに手をつけて慌てて引っ込めるの好き。
ピアノもサッカーも、ABBAもビートルズも、
ほのぼのしてていい。


世界の揉め事が2人のように
対話だけで解決出来たらいいのに。

それにはやはり、いつまでも怒ってちゃ駄目で
神の名の元に相手への憎しみを忘れること、
「赦し」が必要なのかなとか思ったり。
KIRIN

KIRINの感想・評価

3.9
キリスト教に対する価値観が変わった。神がいるかいないかではなく、神を信じるそのあり方が素晴らしい。
完璧な人間なんていない、教皇とは現代の十字架を背負うそのイエスなのだ。だから、世界各地のトップが教皇へ会いにいく。
最後のサッカー観戦のシーンを観るだけでも、この映画を観る価値があるかもしれない。
Netflix作品が三本もアカデミー賞にノミネートされている。そのおかげで発表前に大半のノミネート作を鑑賞する事ができた。フェルナンド・メイレレスは、「シティ・オブ・ゴッド」で強烈なデビューそして寡作な映画監督だ。最新作は、実話に基づいたなんとも言えない味わいのあるユーモア映画でしょう。ベネデイクト16世の教皇時代に「スポットライト」で有名な事件、マネーロンダリングが起こり、そしてカソリック離れ、人々の価値観が変化に対応できなくなってしまう。そこでアルゼンチンの人気ベルゴリオ枢機卿(先日来日)が対立候補でありながらベネデイクト16世と対話し理解、カソリック改革を開始するまでの話だ。観ながら「八月の鯨」のリリアンギッシュとベティ・デイビスの男版のように思えた。ジョナサン・プライスとアンソニー・ホプキンスの演技合戦面白い。アルゼンチン軍事政権時の虐殺に間接的に加担した負い目がベルゴリオ枢機卿にはある。神は存在するのか声は聞こえるのか?ベルゴリオ枢機卿は、遠藤周作「沈黙」なみに悩む。しかし助けないのに神は、存在するのだ。無信心な私には、この論争は、無意味だ。しかし、ベルゴリオ枢機卿が言う無関心がだんだん拝金主義、搾取、一部の富の集中を生むのだというのは、得心した。社会全体の責任であると。ベルゴリオ教皇は、今日も空飛ぶ教皇と言われる世界を飛び回り人々に祝福を与えるのだった。
chaaaanpon

chaaaanponの感想・評価

4.5
すごく良かった、、まさかの号泣ものとは。。
2人の愛らしいおじいちゃんの会話が繰り広げられる(ピザ🍕時々ビール🍻)だけでも楽しいのだけど、知られざるアルゼンチンの暗黒期や「スポットライト」でお馴染みの教会の闇からみる罪と赦しの深淵さ、人が誰かを想い祈るあたたかさに心打たれてしまって大変でした。でも決して重くなく、むしろ軽やかでずっとこの時間が続けばいいのにと思ったほど… 個人的にはフランシスコの思想に共感するけれども、ベネディクト16世も決して悪い人ではなかったんだなと知りました。(何様…)2人のことをもっと知りたくなった
あと映像がとても綺麗で、システィーナ礼拝堂が暗がりから姿をあらわす様には息を呑みました、行きたい。
あか

あかの感想・評価

3.6
ジョナサンプライスとアンソニーホプキンス2人の素晴らしい演技による、会話パートが微笑ましく、とても面白い。
ピザだとかテレビだとか細かな演出もいい。

一方、中盤の過去の振り返りパートが残念だった。説明が多くて、2人の姿を見ることはできない。もう少しまとめて欲しかった。
また、個人的な願望ではあるが、弾圧の歴史じゃなくて、宗教や教義の解釈や内容に寄った振り返りにして欲しかった。
少しwikiを眺めてるかのようだった。

綺麗なシーンもわりとあって、カメラワークは印象的。
特に、カメラの距離がじいちゃんのシワがはっきりと見れるくらい至近距離で寄るのが特徴でした。
少し手ぶれが気になってしまったので、抑えて欲しかった。
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