ちろる

ベートーベンのちろるのレビュー・感想・評価

ベートーベン(1992年製作の映画)
3.7
大の犬嫌いのお父さんがいるニュートン家に迷い込んだのはなんとセントバーナードの赤ちゃん。

愛くるしい振る舞いでニュートン家の3人子供を虜にして、見事家族の一員に!
そこから始まる大騒動がなかなかスペクタクル。
おうちの中をめちゃくちゃにして、なかなかパパの愛情を得られないベートーベンがはたしてどうやって正真正銘のニュートン家の一員になれるのか??
ベートーベンのおとぼけ顔に始終笑わせてもらえて楽しいコメディには間違いないのですが、結構後半はベートーベンは危ない目に合います。

よく考えてみれば、勘が良くってとても賢いのに、当のベートーベンは天然な最後まで感じなのがまたほっこりして幸せな気持ちにさせられます。
ベートーベンを演じたのはクリス君っていう名犬らしいのですが、めちゃくちゃでっかいのにめちゃくちゃ愛くるしい存在感で作品を彩ってくれます。

めちゃくちゃベタなファミリーものなのですが、子ども向けすぎるわけではなくって、観る世代ごとにそれぞれの立場になって幅広く楽しめる作品になっています。
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