アむーレ

ベートーベンのアむーレのレビュー・感想・評価

ベートーベン(1992年製作の映画)
3.7
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ペットショップからペット泥棒に連れ去られた犬達。逃亡中、運良く逃げ出した一匹のセントバーナードは迷い犬として5人暮らしのニュートン家に飼われることになる。家族思いの優しい心を持ったこの犬=ベートーベンは幾度も家族の窮地を救っていく。

そんなベートーベンをペット泥棒の一味でもあった獣医が狙い、動物実験の道具にさせられそうになる。
まんまと騙されピンチとなったベートーベン…今度はこれまでベートーベンに助けられてきたニュートン家の家族がベートーベンを救い出すためにペット泥棒のアジトへ向かうのだった。
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87分と短めの上映時間でストーリーのテンポもよくサクッと見れるコメディ要素もあるホームドラマ。
家族との出会い、悪役の存在、ベートーベンによってそれぞれの家族にもたらされる恩恵→それによって愛されたベートーベンがピンチになり家族が救いに行く。という構図がとてもシンプルながら起承転結があり、犬を含めた家族愛をテーマに分かりやすく描かれている。

また動物虐待に対する風刺的なメッセージ性のあるストーリーで、最後の展開にはスッキリ。

会社の契約を交わすバーベキューの場面でのドタバタは特にコミカルで笑えました。他にもラストシーンなど、そんな馬鹿な!と思わずツっ込んでしまいそうな場面がたくさんあって面白かった。
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