このレビューはネタバレを含みます
2週間、9-23時の仕事生活でくたくたになりながらも、公開を待ち望み、レイトショーで観に行った今作。
家に帰ったらそのまま寝ようと思いましたが、
感想を書かずにはいられない!!!
程、ワクワクさせてもらいました。
テレビシリーズ『仮面ライダージオウ』のその後を描いた作品の為、最終回で全てが再創造されたことで登場人物が学園生活を送り、平和な世界が描かれてます。
ゲイツくんも柔道に打ち込んで夢を追い、ソウゴも相変わらず王様になる夢を持っているのもgood。
途中、怪我によってゲイツの夢が絶たれてしまう訳ですが、自分自身が本当になりたかった存在、夢を抱いた動機を思い出し、救世主として立ち上がるストーリーは1時間という短い時間ながら、上手く纏っていて良かったです。
確かに昔思い描いた夢や動機は、歳を重ねるに従って変質していってしまうんですよね。
子供の頃に抱く夢と現実はかなり乖離があることを知ったり、夢を現実に落とし込もうとして型にはめざるを得なくなったりするのは誰しも経験があるかもしれません。
しかし、ソウゴは(テレビシリーズからそうですが、)ずっと昔から変わらずに、現実の型などに当てはめないで、純粋に夢を追い続ける人間として描かれていました。
実際に人生を生きていると結構これが難しく、周りの目を気にしたり、なにかと理由をつけて現実に落とし込もうとしまいがちです。
ゲイツの場合はも力や強さを求めた結果、柔道に注ぎ込むことにしたようですが、ゲイツ自身もズレを感じていた所があったのかもしれませんね。
だからこそ純粋なまま夢を追いかけているソウゴに対して強く当たっていた所もあるのかなと思ったり。
とにかくノリと勢いで久しぶりにジオウを観たくなりました(笑)
その他細かな点を挙げるとするならば、2代目ライダー&俳優さんのお祭りで非常に眼福眼福。
確かにあの人はお医者さんだし、この人は刑事だわ。(大学生もいたね…)
にしても本人が出てくれて、決め台詞を言ってくれるとは、、、
当時を思い出して感激して涙が出そうでした。
あと本編ではあまり出番がなかったカッシーンさんが大量に出てきます。
めちゃくちゃ出てきます。
彼には充分花を添えることが出来たのではなかろうか。
なんやかんやでジオウライダー勢が揃って変身するのも良かったですね。
ただし、ゲイツ以外記憶が戻ってないので、ソウゴとツクヨミは多少きょどりながらも見様見真似で変身してるのが笑いを誘いました。
ソウゴは興味津々でノリノリ、ツクヨミはなんか真似してみるかみたいな感じが本当にそれっぽくて(笑)
にしてもウォズギンガファイナリーは雑に強い。
他にもグランドジオウはかなり贅沢な変身形態だな等、改めて見返すと新たな感想が出てくるのも面白く感じました。
ゲイツのマジェスティフォームも2号ライダーの集大成と言った感じで、意外とあのゴテゴテ感は好きかも。
にしてもアナザーディエンドはなんか、こう既視感が…
チノ、マナ、コ、、、うっ頭が…!
強化形態に関してはツクヨミだけ出てないのと、最後が少し不穏だったので今後も続編やってくれないかなー。
スウォルツとか記憶持ってるっぽいし、もう一波乱ありそうな。
とにかく見応え満載でストーリーもしっかり楽しめた作品でした。