DanyangQifu

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルのDanyangQifuのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『今時ボードゲームなんかやらないとdisられたのでテレビゲームになりました。』
最近のラノベならこんな題名になりそう(小並感)

前作ジュマンジ直通の続編なんですね。
ザスーラは何処に行った←

でもちゃんとジュマンジしてたのと、ゲームの中身の時代設定、ゲーム性も大幅に更新された感じでしたね。
今回は中に入ることが前提なのでRPG形式で、ライフやスキル・アバターの概念が導入されてたのも、ボードゲーム『ジュマンジ』の意地が見れて笑けました。

ストーリー自体は前作ほどのインパクトは無いものの、王道展開で見やすい内容だったかと。
ただ前作と比べると時間が長い分、冗長感は感じてしまいました。

しかし、アレックスの拠点で「アラン・パリッシュはここにいた」を見たときは胸が熱くなりました!!!
しかも今回も例に漏れず数十年前の続きをやるという展開でワクワクしたり、アランの駒が出てきたりとファンサービスも豊富なので、ジュマンジという作品を知っている人に普通にオススメしたい作品でした。
ヴァン・ペルトも別人ですが出てきますし←

まぁ、どうも今回のテレビゲーム化でアランが体験したジャングルではないようなんですよね。
中身の設定から時代もまるきり違っていて、前作のヴァン・ペルトは19世紀初頭頃のハンターだったと思うのですが、今回はとても19世紀とは思えない装備が出たり、ライフやスキルがあったり、服装も洋服が支給されていました。
生身で現地サバイバルというよりも、探検家として調査をし、ミッションをクリアして脱出という形式に変化もしていましたよね。
(そもそもボードゲーム版は外部の干渉が無ければ出ることすら出来ない←)

ある意味ジャングル内に於いては「無理ゲーをマゾゲーに変えた」という認識が近いのかな。
でもクリア出来れば元の時間軸に返してくれるのは良心的ですね。
(そしたらジュディとピーターにもうっすら記憶残ってたりしないのかななんて。)

ロビン・ウィリアムズにも携わって欲しかったな…。


ともあれ、とても見易くてファンにもオススメしやすい映画ですが、冗長感という点で減点してしまいました。
興味があれば是非鑑賞してみて下さい。

最後の合言葉は『ジュマンジ!』
次の『ジュマンジ/ネクストステージ』も観るぞー!!