ゆき

i-新聞記者ドキュメント-のゆきのレビュー・感想・評価

3.7
監督談

一人称単数の主語を持ち続けることで世界は変わる。
日本と海外のメディアの在り方の違いが印象深い。
一色に染まった正義にとって異質である望月さんの存在。
この映像作品は彼女が貫く信念越しに問題提起をしつつ、監督の自論へとつながる。
活き活きとした仕事中の表情と、家族との電話中の表情。そしてなんとも言えない表情。
監督の「撮りたい」欲の暴走とアニメーションには正直どよめいたが、見てよかった。

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東京新聞社会部の記者・望月衣塑子の姿を介して、日本におけるジャーナリズムの地盤沈下や、日本社会の忖度・同調圧力といった実態に迫るドキュメンタリー。
ゆき

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