最高！家族、進学、恋愛、ジェンダーや人種、友人、環境、みんなそれぞれ悩みを持っていて辛い時期もたくさんあるけれど、パーティーしたり友達や恋人と遊んでいる時は笑顔 パッと見ただけではみんなどこにでもいる輝かしい女の子たちなのに、誰だってなにかを抱えていてそれを等身大の言葉で精一杯表現し続けている
「私の生活は惨めだし何もなに遂げてないけどそれでも見るべきものがある」と言って旅に出る(その後に「もうあの子に会えないかもしれない」と零す)姿に胸が熱くなる
10代の女の子を消費するわけでも馬鹿にするわけでも過剰に美化することもなくちゃんと描こうと丁寧に撮っているように感じた、映像ももちろん美しい、もしこの作品に出た彼女たちの悩みを「くだらない」と笑う大人がいたら、それこそ彼女たちの言う「若い女の子の身体ばかりに興味を持って言葉は真剣に聞かない」と言うことになるんだろうな
登場人物が多いが紹介が序盤しかなく顔と名前が一致しないのと、場面展開が多くて頭がすぐに切り替わらなかったので星5にしなかったけど、それでもこの作品がものすごくすばらしく全ての女の子たちに送られた最高のエールだと思う
