落ち込んだ時や元気を出したい時に観たくなる映画の1つ。
リュック・ベッソン監督の「動」では無く、「静」な作品…
全編モノクロではあるけど、ハリウッド作品には無い映像
から溢れ出す「品のある美しさ」が観る者を惹き付ける。
まあ、監督の好みの美女感が駄々漏れではあるものの、
やはり「こんな天使に愛されてみたい!」って感じてしまう
のも事実…
内容としては「どうしょうもない駄目駄目男」が愛の力に
よって…な良くある展開である。
ですが、「リュック・ベッソンが調理」した事によって、
作品から「ひと味違う感」が出るから不思議なものだ。
その辺りが監督の「非凡なるセンス」って事なのだろう…
って、妙に納得してしまう作品です。