暁月さんの映画レビュー・感想・評価

暁月

暁月

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

まず正直に言いますと、山崎貴監督作品…
苦手です!

一方、「ゴジラ」はかなりの作品を観させてもらってますが、国産ゴジラは北村龍平監督作品の「ファイナルウォーズ」が一番お気に入りで(裏事情も含め)、最
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲(1997年製作の映画)

3.4

ジェット・リー主演の「黄飛鴻」シリーズ
第六作目にあたる作目。
監督はなんと「サモ・ハン・キンポー」。

「黄飛鴻」西部開拓時代のアメリカへ!
まるで「ジェイソンニューヨークへ」みたいな感じがしますが
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年製作の映画)

3.6

ジェット・リー主演、ツイ・ハーク監督
のアクション映画第三段。

契約上の問題から、ジェット版「黄飛鴻」
は今作で一度終了となる。

欧米列強の侵略に苦しむ中国、頭を悩ませて
いた西太后は「獅子王大会
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ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱(1992年製作の映画)

4.3

ジェット・リー主演、ツイ・ハーク監督
のアクション映画の第二弾。

欧米侵略に苦しむ中国、国内は更に乱れ、
「白蓮教」という新興宗教の新たな敵まで
あらわれる。若き日の「孫文」や歴史的
史実を織り交ぜ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991年製作の映画)

4.1

ジェット・リー主演、ツイ・ハーク監督
のアクション映画シリーズ第一作。

中国の歴史的英雄とされている武術家、
「黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)」
が欧米侵略に苦しむ中国、国内は乱れ、
警察は腐敗し、
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

4.1

この映画のアクションを一言で表す
なら「スタイリッシュな残忍さ」と
言ったところでしょうか?

ストーリー自体は名作「レオン」や
「イコライザー」の様な「プロの殺し屋
、子供の為に巻き込まれる」タイプ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

1.0

鬼才ジム・ジャームッシュが、素晴らしい実力派キャスト
を迎えて放つゾンビ映画…

なのですが…個人的には全く面白くありませんでした…
スコアも0.1をつけたいくらいです。
それくらい腹が立ちました。
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.5

鬼才の娘ソフィア・コッポラが描く、現代の人間が抱える
「閉塞感」「孤独感」「疎外感」等の自我と環境の不一致
をゆっくりと静かに、だけど鋭く切り取った作品。

ビル・マーレイ演じる少々落ち目の役者がCM
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オン★ザ★ライン 君をさがして(2001年製作の映画)

5.0

個人的「恋愛映画ベスト3」を選出するのであれば、確実に
ラストピースはこの作品「オン・ザ・ライン」!

恋愛ベタな主人公ケビンは、ある日電車の中で偶然出会った
女性と意気投合した。時間にしたらものの数
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天使とデート(1987年製作の映画)

4.5

個人的「恋愛映画ベスト3」を選出するならこちらの映画
も間違いなく選ばずにはいられない作品。

でも、選出理由がちょっと不純だったりします…

ストーリー自体はドシンプルに「天界より天使が落ちてきて、
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恋しくて(1987年製作の映画)

4.5

個人的「恋愛映画ベスト3」を選出するなら間違いなく
ランクインする程のお気に入りな作品!

学校ではどちらかと言うとアウトロー属性の苦学生主人公
が、学校のマドンナを射止める為に進学用の貯金までもを
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アンジェラ(2005年製作の映画)

4.6

落ち込んだ時や元気を出したい時に観たくなる映画の1つ。
リュック・ベッソン監督の「動」では無く、「静」な作品…

全編モノクロではあるけど、ハリウッド作品には無い映像
から溢れ出す「品のある美しさ」が
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.9

個人的に「大好物が詰まった」作品であり、得意分野。
世間の評価は真っ二つな感じに見受けられますね。

個人的に映画を観る上で最も優先しアンテナを張り巡らせている部分がありまして、
それは…
「作品から
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

1.0

「観る者を選ぶ作品」第3弾…
言葉の意味合いが変わってしまってます。
「無邪気なる狂気」は全く持って感じられず、作風から
「鋭さ」が消えてしまい、無邪気というよりは幼稚さに
変容した作品に残念さを感じ
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

4.8

「観る者を選ぶ作品」第2弾!
相変わらず「無邪気なる狂気」をお見舞して来ます。

とある地下駐車場、その警備室でとある男が映画を観て
気味の悪い恍惚な表情を浮かべている…
その映画は前作「ムカデ人間」
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

4.5

この作品の監督は「無邪気なのか?狂気なのか?」と、
一瞬考えさせられてしまいます…

とある独自理論を証明したいマッド・サイエンティスト…
自身のペットでの実験では満足する結果は得られなかった。
そし
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(2006年製作の映画)

5.0

神山健治監督の「攻殻機動隊 S.A.C. 」シリーズの第3弾
長編アニメ作品であり、3D版は劇場公開もされた。

草薙素子が公安9課を去って2年…トグサをリーダーとし、
9課自体も拡大される中、バトー
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攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven(2006年製作の映画)

5.0

神山健治監督のTVアニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」の
メインシナリオ部分である「個別の11人」編を一本に
纏め上げた本作。

軍事演習中に突如として乗っ取られてしまった攻撃ヘリ、
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man(2005年製作の映画)

5.0

大尊敬しているクリエイター神山健治監督によるTVアニメ
「攻殻機動隊 S.A.C. シーズン1」のメインシナリオ部分
である、「笑い男事件」のみを一本に纏めた本作。

電脳化を行う際に一定確率で発症し
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

押井守、大友克洋、と来れば宮崎駿ですよ!
個人的な宮崎駿監督作品の1、2を争う名作…
「風の谷のナウシカ」。
因みにもう一作は「もののけ姫」です。

この作品は子どもの時に観た感想と、大人になってから
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

サイバーパンクアニメ映画の金字塔「AKIRA」。

もう台詞をほぼ丸暗記してしまう程観てます。
その、いつの時代に観ても古さを微塵も感じさせない魅力
には、幾つかの理由があります。

まずは「プレスコ
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イノセンス(2004年製作の映画)

5.0

押井守監督の代表作「攻殻機動隊」の続編。

なんでも当時ハリウッドから「攻殻機動隊2」として
公安9課が活躍するアクションサイバーパンク作品を
オファーされたそうですが、丁重にお断りをしたそうです。
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(2008年製作の映画)

4.9

一部バージョンアップ版の本作。

続編「イノセンス」との整合性を念頭に置いてなのでしょうか?
CGパートの新規追加、アフレコの変更、色調の調整…等
色々な変更がなされています。
中でも物語の各となる「
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

5.0

映画鑑賞をしていく中で間違いなく転機を与えてくれた作品。

初めて劇場で観たのは学生時代で、その頃でも割と映画鑑賞
本数自体は多く観ており、この作品も劇場のポスターを見て、
「お!なんかかっこ良い!観
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ヒート(1995年製作の映画)

5.0

監督マイケル・マン、主演デ・ニーロ&アル・パチーノ!
最高の食材を最高に調理した!と言っても過言じゃ無い本作。

しっかし、この監督の描く「美学を持った男」は最高に
かっこ良い!「ラスト・オブ・モヒカ
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.2

ステイサム兄貴VS巨大サメ第2弾!

もうね…「怪獣大戦争なん?」って感じです。
確かに!前作の続きを創るならば、「もっと巨大に!」
「もっと違う生物を!」「もっと規模感を!」って
なりますわな…
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.8

大好きな俳優の1人ステイサム兄貴VS巨大サメ!
観ない訳にはいかんだろ!って意気込んで鑑賞。

なんと言いますか…良くも悪くも「予定調和」でした。
王道娯楽作品の宿命…と、でも申しましょうか…
「活躍
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

1.5

個人的に大好きなアクション俳優の1人ミシェル・ヨー
の作品なので、楽しみに鑑賞したのですが…

「マルチバース」を上手くストーリー展開に落とし込んで
映像化している所は「凄い!」の一言です。
でも、シ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

この作品を一言で表すなら「スタイリッシュ‼」では
ないでしょうか?

それを一番表しているのが、監督のエドガー・ライトお得意の
「音楽とカット割りのシンクロ」です。
観る者に心地良ささえ感じさせるその
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.3

大好物「アイディア特化型スリラー」第2弾

正直、1作目程の目新しさは全くありませんでした…
日常的すれ違う母と娘、母の失踪を…って感じに簡単な
あらすじを書くと前作とほぼ変わらないんです…

ですが
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

大好物の「アイディア特化型スリラー」。

日頃から日常的にすれ違う父と娘…
娘の失踪をきっかけに、娘の足跡を追うのだが、そこには
父の知らない娘の姿が浮かび上がる…

この作品の1番のウリである「全て
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.4

カリスマシェフがリゾート地で開く会員制晩餐会…
徐々に明かされていく「狂気の晩餐会の秘密」とは⁉
って流れなのですが…

監督の「やりたかった事」や「構成要素」も解かるの
ですが、個人的には「どちらに
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.3

大好きな俳優の1人、遅咲き苦労人マ・ドンソク主演の
アクションサスペンス。

内容は「サイコパス連続殺人鬼VS熱血デカ&ヤクザの首領」
って感じのバディ物です。
ですが、普通のバディ物とは少し違う所が
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.5

自分も含め所謂「平和ボケ」してる人が鑑賞すると、
もれなく「脳天直撃ショック」をお見舞いされる作品…

特に顕著に表れるのは「思考回路」の部分だと感じました。
「自分より裕福なのだから奪っても良いでし
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.7

サイモン・ペッグ&ニック・フロストの両名による
「ETオマージュ珍道中コメディ」。

アメリカで行われるイベントに参加する為に遠路はるばる
やってきたオタク2人。
道中様々な色濃いキャラクターと出会い
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.4

大好物の「低予算アイディア特化型スリラー」。

大友克洋の「童夢」や「AKIRA」にインスパイアされたで
あろう本作は、閉鎖感漂う集合団地を舞台に「無垢だけど
疎外感を感じている子供達」の遊びが、徐々
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